9月16日23時13分配信 読売新聞
新型インフルエンザワクチンの有効性や安全性を確認する臨床試験(治験)が16日、国内では初めて鹿児島市内の治験専門の医療機関で始まった。
初日は成人男女25人に接種。19日まで成人計100人を対象に効果を試す。
ワクチンはスイスの大手製薬企業「ノバルティス」が製造。日本法人「ノバルティスファーマ」(東京都港区)が治験を行う。
100人はそれぞれ、3週間後にもう一度接種し、抗体ができたかどうか血液を調べる。成人の安全性が確認されれば、10月から生後6か月~19歳の120人を対象に治験を実施し、12月にはすべての治験を終える予定。18日からは大阪市の医療機関でも成人への接種を始める。
同社のワクチンの治験は、すでに英国で18~50歳の100人を対象にして行われており、1回の接種でも80%に効果があったとされている。
厚生労働省:「治験」ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/chiken/index.html
○ 参考 平成18年10月1日より 「保険外併用療養費」が創設されました。
これは従来の「特定療養費」(高度先進医療、選定療養)に代わるもので、
「評価療養」(保険給付の対象とすべきか否かについて評価を行うことが必要なもの)
と「選定療養」(被保険者の選択に係るもの)に分類されます。 窓口負担
これらの療養を受ける場合には病院等の説明を良く聞きましょう。
「評価療養」や「選定療養」を受けた場合に、療養全体のうち
「基礎的医療に係る部分」は保険給付の対象なりますが、評価療養や
選定療養に係る先進的医療や特別なサービス部分については
保険給付外として被保険者の自己負担となります。
評価療養
A 医療技術に係るもの
先進医療(高度先進医療を含む)
B 医薬品・医療機器に係るもの
①医薬品の治験に係るもの、②医療機器の治験に係るもの
③薬価基準収載前の承認医薬品の投与④保険適用前の承認医療
機器の使用、⑤薬価基準に収載されている医薬品の適応外使用選定療養
C 快適性・利便性にかかるもの
①特別の療養環境の提供(1人部屋とか)②予約にもとづく診察
③時間外診察
D 医療機関の選択に係るもの
①200床以上の病院の未紹介患者の初診②200床病院の再診
E 医療行為の選択に係るもの
①制限回数を超える医療行為②180日超入院③前歯部の材料差額
④金属床に総義歯の提供⑤13歳未満の、う蝕治療後の継続管理