生活習慣病とメタボ腹「関連強くない」…厚労省研究班

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準は、腹囲が男性85センチ以上、女性で90センチ以上あることを必須条件としているのに対し、単に腹囲が大きいだけでは生活習慣病の危険要因としては不十分という調査結果を、下方浩史・国立長寿医療センター(愛知県大府市)研究所部長を班長とする厚生労働省研究班がまとめた。(読売新聞3月1日掲載記事より)

○平成20年4月1日より特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく厚生労働大臣が定める基準は、それぞれ当該各号に定める通りとする復囲等 復囲が男性にあっては85cm以上、女子にあっては90cm以上(内臓脂肪(腹腔内の腸間膜、大綱等に存在する脂肪細胞内に貯蔵された脂肪をいう。以下同じ。)の面積の測定ができる場合には、内臓脂肪の面積が100c㎡以上)又はBMI が25以上。
○ 肥満を防ごう
食べすぎ、飲みすぎ、運動不足を避け適性体重を維持しよう。内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)おなかの周りに脂肪がつくに加えて、血圧が少し高め、脂質が少し高め、血糖が少し高めといった生活習慣病の危険因子をあわせて持っている状態をいいます。メタボリックシンドロームは、動脈硬化を急速に進行させ、心臓病や脳卒中の発症リスク高めます。しかも危険因子の数が多くなればなるほどリスクは高まります。
あなたの肥満をチエック
(世界的にもちいられているBMI(ボデイ・マス・インデックス)BMI=実測体重(   )kg÷身長( ・ m)÷身長( ・ m)=( ・ )
判定  185未満 低体重   185以上25未満 ふつう体重   25以上肥満                   理想は BMI 22です。
あなたの肥満タイプは?BMI 25以上で、ウエストが男性85cm、女性90cm以上である。
     洋ナシ型肥満、 皮下にまんべんなく脂肪のついている皮下脂肪型(下半身肥満、洋ナシ型肥満)は病気に伴う危険性が比較的少ないといわれています。
     リンゴ型肥満、 外見はあまりふとっていなくても、腸の膜などに脂肪がついた内蔵型肥満 (上半身肥満、リンゴ型肥満)は生活習慣病に直結します。ぜひ解消しましょう。
放置するとこんな合併症が!脳卒中、睡眠時無呼吸症候群、虚血性心疾患、動脈硬化、高血圧、脂肪肝、糖尿病、腎臓病、胆石症、大腸がん、子宮がん、高尿酸血症(痛風)

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